理容室や美容室では、正面から見たシルエットを整えたりバランスよく見せるためにサイドを刈り上げる施術をする人も多いでしょう。施術時に｢何ミリで刈りますか？｣と聞かれるケースもありますが、適切な長さがわからず迷ってしまいますよね。

そんな悩みを解決するため、本記事では刈り上げの長さごとにどんな印象を与えるかを解説していきます。
0mm～19mmまでよくある刈り上げの長さを画像と一緒に説明していくので、刈り上げヘアに挑戦したい人はぜひ参考にしてみてください。

このブログは、歴20年以上のキャリアを持ち、理容師と美容師のダブルライセンスホルダーの舛森直（ますもり・なお）が、メンズヘアのお悩み解決のヒントをお届けしています。
大人の男性が理想的な髪型を実現できる内容を発信していきますので、定期的にチェックしてみてください。

大阪梅田、茶屋町、御堂筋線中津駅すぐ。
舛森直が運営する大人のBarber「aimer.HOMME エメ.オム」
　理容師と美容師のダブルライセンスを持つスタイリストが
　美容師の得意とする似合わせるデザイン技術と
　理容師の匠の職人技術で
　ワンランク上の男前に仕上げます。

0mm

0mmの刈り上げはサイドの地肌が完全に見えるため、非常にすっきりした印象を与えられるスタイルです。
0mmで刈り上げたサイドからトップに繋げていくフェードスタイルがカチッと決まりやすいのが特徴です。
刈り上げを0mmにしたフェードスタイルは「ハキハキしている」「男らしい」という印象を与えられるので、営業職など人と顔を合わせる営業職の男性に人気の髪型です。
その反面、「体育会系っぽい」「ガツガツしていそう」という理由で怖がってしまう人もいるので、ご自身の職場やクライアントの性格に合わせて慎重に施術してもらいましょう。
また、ツーブロックで0mmの刈り上げをするとウィッグを被ったような不自然な印象になってしまいます。
かなり短く地肌が完全に見える状態になるため、前髪やトップも短くすることをおすすめします。

1.5mm

1.5mmも刈り上げとしては非常に短い部類で、ガッツリ刈り上げているという印象を与えられる長さです。
1.5mmは坊主スタイルにおいては五厘刈りといわれる長さで、0mmと同じくフェードスタイルやアップバングスタイルとは相性がいいですよ。
スッキリした印象を与えられる反面、ビジネスの場において刈り上げすぎは苦手だと感じる方もいるので注意しましょう。
就活の際にも面接官によっては賛否両論になりやすいスタイルなので、スタイリストとよく相談しながら施術してもらうのをおすすめします。
また、髪は1日で0.4mm程度伸びるといわれているので、できれば数日おきのメンテナンスが望ましいといわれています。

3mm

3mmの刈り上げになるとガッツリ刈り上げつつも、トップが長くても自然な繋がりを出せるようになります。
サイドを3mmに刈り上げてもトップを長めに残せば、それまでのスタイルを大きく崩さずに刈り上げをアピールできるでしょう。
ビジネスマンでも不自然に刈り上げ過ぎているという印象は与えづらいので、比較的チャレンジしやすいですよ。
ただし、サイドからトップにかけての繋がりがスムーズになっていないとウィッグを被っているように見えてしまいます。
なお、3mm程度の短さでも比較的すぐに伸びてきてしまうので、頻繁なメンテナンスが必要です。

4.5mm

4.5mmの長さは青く見えすぎず、刈り上げすぎは禁止されている会社や環境でもチャレンジしやすいヘアスタイルです。
サイドの刈り上げ部分からのグラデーションも綺麗に付けやすく、刈り上げ初心者の男性でもかっこよく決まりやすいですよ。
また、刈り上げ部分は伸びた時の変化がわかりやすいためこまめなメンテナンスが必要ですが、4.5mmなら伸びてもスタイルが崩れにくいでしょう。
もともと青くならない程度の長さなので、伸びても周りからはモッサリしたという印象を抱かれにくいのは嬉しいですね。

6mm【人気】

6mmは刈り上げのなかで最もスタンダードな長さで、刈り上げでもツーブロックでもバッチリ決めやすい人気のオーダーです。
刈り上げ部分は非常に自然な仕上がりになるので、カジュアルシーンはもちろんビジネスシーンでも好印象を与えられるメリットの大きい長さです。
中学校や高校では校則によってツーブロックが禁止されているケースも多く、スッキリさせつつ校則にも対応しやすいといえます。
トップや襟足を長くキープしつつサイドを6mmに調整すれば、ミディアムやロングヘアでもスタイリングしやすくなるでしょう。
多くの美容室や理容室で、最もおすすめされている長さですよ。

10mm

10mm以上の長さになると、ほとんど刈り上げ感が出ない印象のスタイルになります。
そのため、刈り上げを目立たせず柔らかい雰囲気に仕上げたい人はチャレンジしやすいですね。
毛量が多い人はもっさりしてしまう可能性もあるので、場合によっては刈り上げ部分を調整して量自体も減らしていきます。
2〜3週間経ってくると完全に伸びて刈り上げには見えなくなるので、校則で刈り上げを禁止されていても安心して施術してもらえますよ。
また、普段から柔らかい雰囲気の人が短く刈り上げてしまうとイメージが変わってしまう可能性があるので、人によっては10mm程度が最も似合う長さになるでしょう。

13mm

13mmの刈り上げはかなり長く、これ以上の長さになると周りから見ても刈り上げという印象は少なくなります。
髪が細い人が10mm以下の刈り上げをすると地肌が透けやすくなってしまうので、まずは13mm程度の長い刈り上げからチャレンジしてみましょう。
13mmの刈り上げでもサイドのボリュームを十分減らせますが、髪が伸びてくるとボリュームも増えてしまいます。
加えて、直毛で髪が太い人は刈り上げの長さによっては横に広がって余計にボリュームが出てしまうので、スタイリストと相談しながら長さを調整しましょう。

16mm

16mmという長さは刈り上げとしては長すぎる印象があり、画像の通り横のボリュームも抑えにくくなってしまいます。
特に直毛の人は髪が横に広がってしまうので、サイド部分を刈り上げるのであれば6〜9mm程度の長さが推奨されています。
髪が細い人や立ち上がりにくい人ならボリュームが抑えられるので、髪質に合わせて施術してもらいましょう。
また、後頭部がたまご型になっていない絶壁の人は、襟足部分を刈り上げないとスタイリングがうまく決まらないので、襟足部分を16mmに刈り上げるのもおすすめです。

19mm

19mmという長さは刈り上げとして使われるケースが非常に少なく、バリカンではなくハサミで長さを調整するケースが多くなります。
毛量が多いと19mmだとモッサリした印象を与えてしまうため、長さを調整しつつ量を少なくするのがおすすめです。
同じく、襟足を19mmにすると直毛の人はボリュームが多く見えてしまう可能性があるため、髪質に合わせて調整してもらうようにしましょう。

まとめ

本記事では、0mmから19mmまでの刈り上げの特徴や印象、施術のポイントなどを解説しました。
画像付きで解説しているので、希望のヘアスタイルに合いそうな刈り上げのミリ数がわかるでしょう。
人気の刈り上げの長さは6mmですが、ヘアスタイルや髪質によって刈り上げの長さは綿密に調整する必要もあります。
スタイリストの施術は数週間後に髪が伸びたタイミングでのスタイリングも考慮に入れられていくため、自分で刈り上げるのはおすすめしません。
信頼できる理容室や美容室のスタイリストと相談のもと、自身に合った最適な刈り上げにチャレンジしてみましょう。

7年連続 関西ベストサロン受賞​の理容室「aimer.HOMME エメ.オム」とは？

「aimer.HOMME エメ.オム」は、大人の男性がご満足頂ける、至高のデザイン技術と安らぎの空間をご提供する理容室です。
完全個室の落ち着いた空間で、『あなた史上最高の仕上がり』を追求する匠の技術をどうぞご堪能ください。 

aimer.HOMME エメ.オムのこだわり

・誰にも邪魔されない、穏やかで安らげる大人のための空間
・キャリア20年以上、理容師の匠の技術と美容師のデザインスキルを同時に実現
・7年連続 関西ベストサロン受賞​
・キャッシュレスでスマートなお会計、現金払いも可能 

料金はわかりやすい３プラン※1

・シンプルコース　　￥6,500（デザインカット・アイブロウカット・シャンプー・スタイリング）
・レギュラーコース　¥10,000（シンプル　＋シェービング or クレンジング炭酸スパ　※2）
・プレミアムコース　¥13,000（レビュラー+フェイシャルエステ）
※1 すべて税込価格　※2 追加料金で両方選択可

aimer.HOMME エメ.オム
【所在地】〒531-0072　大阪府大阪市北区豊崎3-17-2 豊崎エムエービル5F　→MAP
【営業時間】平日 11:00〜21:00/土日祝 10:00〜20:00/定休日 毎週月曜日
【TEL】06-6450-8115
【アクセス】阪急梅田駅 徒歩7分(茶屋町出口)／御堂筋中津駅 徒歩3分(4番出口)
【駐車場】近隣にコインパーキング多数有り